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2016年7月16日土曜日

WiiUでWiiディスクを吸い出す

前回の記事にてhomebrewチャンネルを導入すれば、後は有志の方々が自作したソフトをWiiUのWiiモードで楽しめるようになる。今回は標記の目的であるWiiディスクの吸い出しをするために、CleanRipを使わせてもらうことにする。

準備するもの
CleanRip
・大容量なSDカードかUSBメモリ(一層ディスクが一発で吸い出せる8GB以上が望ましいが、それ以下でも可)

CleanRipはFAT32かNTFSでフォーマットされたSDカード/USBメモリに対応しているとのことだが、NTFSだと上手くいかなかったので最初からFAT32でフォーマットしておくことをオススメする

まずCleanRipの最新版をダウンロードしたら解凍して、中にあるappsフォルダをSDカードのルートにコピーする。
SDカードをWiiUに挿入し、Wiiモードからhomebrewチャンネルを起動する。
CleanRipを起動する。「Press A to continue B to Exit」が表示されたら操作できるようになる。後は画面の指示に従って操作していく。
Yesにするとredump.orgから正常に吸い出しできたかチェックするハッシュデータをDLできるようだ。
吸い出しに関する設定を行う。
・Dual Layer - 吸い出すディスクが二層であればYes、一層であればNo。ディスク裏面を見れば分かるが、二層は下記タイトルしかないようなので通常はNoを選択すればよい
大乱闘スマッシュブラザーズX
ミブリー&テブリー
戦国無双3
METROID Other M
ゼルダの伝説 スカイウォードソード
・Chunk Size - 分割サイズ。保存先の容量に合わせて選択。
・New device per chunk - Yesにすると分割サイズ毎に保存先を取り外しできるようになる。
吸い出し中。30分くらいかかる。
吸い出し設定でNew device per chunkをYesにしてると途中で以下の画面に変わるので、保存先の中身をPCに移すなりして吸い出しを再開する。
吸い出し終了。別のディスクを続けて吸い出す場合はAボタンを押す所だが、連続でやるとエラーが出たので毎回終了したほうがよさそう
分割されたファイルを保存したフォルダで、Shiftキーを押しながら右クリック→コマンドウィンドウをここで開くを選択。copyコマンドで結合してやる。
copy /b SMNJ01.part0.iso + SMNJ01.part1.iso SMNJ01.iso
無事にDolphinで起動できた。

2016年7月10日日曜日

WiiUのWiiモードをハックする

最近、GC/WiiエミュレータであるDolphinがかなり実用的になっているようであるが、私もWiiソフトをある程度所有しているので、手持ちのソフトを吸い出してDolphinで動かしてみたいと思う。というわけで今更感が半端ないが、まずはWiiUのWiiモード(vWii)をハックし、homebrewチャンネルを導入してみる。

WiiではbannerbombなどIOSの脆弱性を利用した手軽なハック方法があったが、WiiUのWiiモードでは対策されており、販売済みゲームソフトの脆弱性を利用する方法のみとなっている。脆弱性が利用できるソフトはいくつかあるようだが、その中でも今回は最もよく使われていると思われ実績のある(というか普通に持ってたので)スマブラXを使用する。

言わずもがな、お試しは自己責任で

準備するもの
大乱闘スマッシュブラザーズX
2GB以下のSDカード(※SDHCは使用不可)
Smash Stack(※Japanese VersionをDL)
HackMii Installer

homebrewチャンネル導入にはスマブラXの「ステージ作り」に存在する脆弱性を利用するが、サンプルステージや自作ステージは全て削除しておく必要がある。そのため必要であればSDカードにバックアップを取りPCなどに退避させておく。

まず普通にSDカードをWiiUに挿入し、WiiモードでスマブラXを起動する。
懐かしの画面。コレクション→ステージ作りで表示される全てのステージをSDカードにコピーしたら一度スマブラXは終了し、SDカードの中身をPCに移して空にする。

次に、Smash_stack_JP.zip内のprivateフォルダとhackmii_installer_v1.2.zip内のboot.elfを解凍し、SDカードのルートへコピーする。
その後SDカードをWiiUに挿入し、再びスマブラXのステージ作りに入る。上手くいくと画面が暗転しHackmii Installerの画面に切り替わる(なお失敗してフリーズする場合があるっぽいので、その時は電源を引っこ抜いて再挑戦する)。
しばらく待って画面下部にに「Press (1) to continue」が表示されたら操作できるようになる。焦ってフリーズしたとか思わないように
「Install The Homebrew Channnel」を選択。
終了したらそのままhomebrewチャンネルが起動する。Wiiのホーム画面に戻るとhomebrewチャンネルが追加されている。

2016年5月22日日曜日

本ブログへのアクセス環境統計を見てみる

最近全く更新してないけど、こんなクソブログでも毎日200ページビューくらいはある。総ページビューは現在27000くらいだが、どんな環境の方々がこのクソブログに訪れて下さっているのかBloggerの機能である統計を見てみよう。

使用ブラウザ
61% Chrome
24% Firefox
6% Safari
6% Internet Explorer
3% Mobile Safari
1%未満 Opera、GSA、UCBrowserなど
Chrome多すぎ。モバイル版Chromeも含んでるだろうけどそれでも多い。2位のFirefoxも約4人に1人という割合を考えると地味に健闘している。このブログを見に来た人の大半がChromeとFirefoxを使っている状態である。しかし今やIEが6%とは・・・

10年ちょいくらい前だったか、IE5や6くらいの頃にSleipnirやDonutなどIEコンポーネントを使用したタブブラウザが(たぶんコアなユーザーの中で)流行った。当時はそれらタブブラウザも含めIE使用率が90%なんて状態が続いてたのに、時代は変わるものだなー。

ちなみに私は現在Firefoxを愛用している。Chromeで多段タブが使えるようになったらFirefoxから浮気するかもしれない。かつてIEコンポのタブブラウザを使ってた人はどうしても多段タブが捨てられなくてFirefox(+拡張)を使い続けてる人も多いのではないかな。

使用OS
74% Windows
14% Android
5% iPhone
2% Linux
1% Macintosh
1% iPad
1%未満 Android 5.0.2、Android 4.2.2、PLAYSTATION 3など
圧倒的Windows。Androidネタの記事も多いせいかAndroidも多めだね。どうやらWin10でUACを無効にするとかPS3コンをPCで使うの記事にアクセスが多く、次いでXperia Z3Cのroot化とその関連記事にグーグルから飛んできてる感じ。そのため、WindowsやAndroidばっかりになるのだろう。PS3で見に来てくれた人もいたことにはビックリ。

私が熱しやすく冷めやすい性格のため定期的な更新は期待できないクソブログだし、ググッて見に来て調べて帰るだけのような内容の記事ばっかだけど、見に来てくれた全ての方々に感謝。

2016年3月19日土曜日

Miitomoをroot化端末で起動する

任天堂からMiitomoというコミュ系アプリがリリースされ話題となっていたのでダウンロードしてみたけど、どうやらroot化端末だと起動できないらしい。結論から言うとrootを隠すためのRootCloakというXposedモジュールを導入することで起動できた。Miitomo以外にも色んなroot化対策されたアプリを起動できるモジュールである。さっそく導入してみよう。
(2016/04/03 追記)
Ver.1.1.2からroot化端末でも普通に起動できるぽい。
とりあえずMiitomoはインストールしておく。
次にXposedモジュールが使用できる状態の端末で、以下をダウンロードする。

RootCloak (with 5.x and 6.x support) | Xposed Module Repository

インストール後、Xposed Installerを起動してモジュールからRootCloakにチェックを入れ有効にし、再起動する。その後、RootCloakを起動する。
Add/Remove Appsを選択
右上の+を選択。
インストール済みアプリ一覧が表示されるので、Miitomo(com.nintendo.zaaa)を選択。
なんとか起動できましたとさ。

2015年12月13日日曜日

PS3のコントローラーをPCで使う

以前PCで何種類かのコントローラーを使ってみた感想を適当に述べたが、その中で一番感触が良かったPS3のコントローラー(SIXAXIS、DUALSHOCK3)をPCで使う方法を説明する。

PS3のコントローラーをPCで使うために非公式のドライバをPCにインストールすることになるが、ググったら何種類かあってどれを導入するか迷う。ざっと以下のものが見つかった。

・MotioninJoy
・XInput Wrapper for DS3
・PS3 Sixaxis Driver

この内、MotioninJoyは広告付きだし評判も悪そうなので却下。PS3 Sixaxis Driverはツールが多機能かつシンプルで良さそうなんだけど、過去に嫌がらせ(?)を受けたDirectInputぽいのであまり入れたくない。よってXInput Wrapper for DS3を使うことに決定した。

XInput Wrapper for DS3は6軸センサーが使えないけど、Xinputでの振動やBluetoothによる無線接続は使える(無線接続に使用するBluetoothアダプタは専有されるので注意)。

というわけで、まずは下準備。導入には以下の環境を満たす必要がある。
1. Microsoft .NET 4.0
2. Visual C 2013ランタイム
3. 最新のDirectXランタイム
4. 最新のXbox 360コントローラードライバ(Win8以降なら不要。XPとVistaの場合は終わってからインストールしろ、とのこと)
5. PS3のコントローラー(PS4のコントローラーも使えるぽい。試してないけど)
6. Bluetooth 2.0 + EDR以上に対応したアダプタ(無線接続を使う場合)
7. PCの管理者権限
とりあえず、PS3のコントローラーをUSBで接続する(まだ使えない)。無線接続を使う場合はBluetoothアダプタをWindows標準ドライバで接続しておく(メーカー製のドライバを使ってる場合はアンインストールする)

以下よりXInput Wrapper for DS3のファイル一式をダウンロードする。

XInput Wrapper for DS3 and Play.com USB Dual DS2 Controller

現在の最新版らしきlatest version(1.2.0.160)latest update(1.2.2.175)をダウンロード後、latest versionlatest updateを上書きして「C:\Program Files\ScpServer」等のフォルダに配置する。
んで、ScpDriver.exeを管理者権限で実行する。
Force InstallはXPとVistaの場合のみチェック
Configure ServiceとBluetooth Driver(無線を使う場合)にチェック。
Installを押す。
スクリーンショットのようなInstall summaryになってることを確認してExitする。デバイスとプリンターにXbox 360 Controller for Windowsが追加される。おわり。

ScpMonitor.exeを起動するとタスクトレイアイコンが表示される。右クリックしてConfigurationを選択するとスティックのしきい値やコントローラーの切断時間などを設定できる。またProfile Managerを選択するとボタンの動作確認等ができる。ほぼ全ボタンが押す強さまで検知するアナログ動作をしてることが分かるね。

たまにコントローラーのパッド番号がいつまでも点滅して接続できない場合はSCPサービスが停止している。以下のコマンドを実行してPSボタンを押すと接続できる。
net start "SCP DS3 Service"
バッチファイルを作っておくと楽ね。