映画を観るのは好きだけど、映画館にはあまり行かない。暗い部屋で2時間もトイレに行けない恐怖と戦うことになるからである。私みたいにすぐ腹が痛くなるような人には深刻な問題だろう。でも観たかったから行っちゃった。というわけで、内容と感想を適当に書き殴っていく。
以下ネタバレしかないので閲読には細心の注意を払うこと。
1.東京湾で巨大な水柱が上がる。
「お、さっそく出たなゴジラ。かなりのCG感あり」
2.緊急会議が開かれる。
「矢口よ、巨大生物の可能性があるとか現実では言うなよ!」
3.スマホを見る人々。流れるコメント。逃げまくる住民。
「楽観的な感じがあってリアルだなー」
4.上陸して街を荒らし始めるゴジラ。
「ゴジラキター!・・・これゴジラ?」
5.ゴジラ立つ。
「立った!ゴジラが立った!」
6.自衛隊のヘリが機関銃を構えるが、人がいたので撃つの中止。
「撃たんのかーい」
7.ゴジラは去った模様。普通に学校とか仕事が始まる。
「休みてえ・・・こんな大被害の後なのに休みてえ・・・」
8.対策会議や本格的な調査・研究が始まる。
「お仕事お疲れ様です。長い」
9.ゴジラ再来。
「今度はちゃんとゴジラしてるな!」
10.自衛隊、ゴジラへ怒涛の攻撃。空から陸から撃ちまくる。
「全然効いてないけどスゲー!全然効いてないけど!」
11.米空軍による地中貫通型爆弾投下でゴジラ出血。
「さすがアメリカ様の武器・・・ゴジラ死んだな」
12.ゴジラ怒りの破壊光線発射。口から背中からどこでも出る。
「射程なげえええ!アメリカ様の戦闘機があああああ!」
13.偉い人が乗ってたヘリが破壊される。
「あ、ヘリにビーム当たってもうた」
14.ゴジラ休憩。
「ハーフタイム頂きました」
15.亡くなった偉い人を交代して対策会議再開。
「もう日本のライフはゼロよ!」
16.国連はゴジラを倒すため核攻撃を行うことに決定。
「日本いい実験台にされてるなー。でも仕方ないね」
17.ゴジラよりも人間が怖いという発言。
「私は今腹痛に襲われないかが一番怖い」
18.核を日本に落とされたくない矢口はゴジラを凍結する作戦を進める。
「凍結って福島原発のせいで失敗するイメージしかない」
19.無人列車をゴジラに突撃させる攻撃を開始。
「列車が宙に舞う~」
20.コンクリートポンプ車でゴジラの口内に凍結剤を投入。
「ゴジラおとなしい、いい子ね。順調すぎて怖いね」
21.凍結剤投入中、ゴジラ突然の破壊光線発射。重機隊が一瞬で全滅する。
「やっぱり凍結剤は美味しくなかったのか!」
22.凍結剤が効いててゴジラの動きが鈍っている。再び凍結剤を投入開始。
「また全滅しないよう気をつけて投入してくれよ!」
23.ゴジラついに完全停止。
「やったか!?」
24.矢口、いつか総理になってね。その時には私も大統領になるわ。
「雲の上の会話かな」
25.固まったゴジラの映像。尻尾に人間ぽいのがいる。
「ゴジラは人間で出来てたんや!人間の存在こそが災厄というメッセージ?」
だいたいこんな感じ。全体的にお部屋の中のシーンが多かった。前半はゴジラ出現に緊急対応しないといけない中、法や手続きに縛られて行動する政治家の姿を描いたような内容。後半は世界の圧力に直面する日本の政治家的な感じだった。
お部屋のシーンは多いけど、途中で飽きずに(ちょっとは飽きるけど)見続けられて良かった。やっぱりCG技術は金かけまくってる洋画には敵わないか、やや不自然さが目立つ。舞台が日本だから生活で見慣れた景色や演出が多く、洋画が好きな人には新鮮さがあるかも。
昔の日本のゴジラを観たことがある人だけでなく、邦画の未来に期待を込めた洋画スキーをいっぱい取り込めたから大ヒットしたんじゃないかな、多分。なかなかに楽しめる作品だった。
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