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2015年11月23日月曜日

Xperia Z3CにXZDualRecoveryを導入

Xperia Z3CにXZDualRecovery(lockeddualrecovery)を導入して、TWRPなどのカスタムリカバリを使えるようにする。カスタムリカバリを使うと端末のまるごとバックアップやprerooted.zipによるroot化を維持しながらのAndroidバージョンアップ、Xposedフレームワークのインストール(Lollipop)などが出来るようになる。KitKatでXposedフレームワークをインストールする場合もricを無効化しとかないといけないので、結局XZDualRecoveryを導入することになる。

要するにとりあえず入れとけってこった。

Z3Cはsystemパーティションを書き込み可でマウントしようとすると失敗させるricというサービスが動いている。前回の記事に従ってrootを取得した場合ricは無効化されない。また、通常Android端末ではrecovery領域にカスタムリカバリを書き込むが、Z3Cにはrecovery領域がない。XZDualRecoveryはricを無効化してsystem領域にカスタムリカバリをインストールしてくれる

前書きはどうでもいいからさっさとやり方教えろって言われそうなので、そろそろ始めよう。と言っても、ほぼワンクリックなので説明の必要がないほど簡単・・・と思って気を抜くと案外失敗するんだよね。
まずは以下からZ3C-lockeddualrecovery(バージョン)-RELEASE.installer.zipをダウンロード。似たようなのがいっぱいあるので間違えないように。

=- [NUT]'s XDADevelopers downloads -=

USBデバッグをONにしたroot化済みXperiaをPCに繋いでinstall.batを実行する。
注意するのは、XZDualRecoveryは自前のadb.exeを起動するので、rootを取った直後とかにXZDualRecoveryをインストールしようとすると、タスクに残ったadb.exeと干渉して失敗することがある。Flashtoolを起動しっぱなしだったとかでも失敗するかも。
タスクマネージャでadb.exeを全部終了して、Flashtool等が起動してないのを確認してからinstall.batを実行しようね
ここで1を入力してエンターキーを押すのだが、Xperiaのホーム画面が表示されている状態で行うこと。そして画面にSuperSUのダイアログが表示されたらすみやかに許可をする。この手のトラップ(?)を忘れてて失敗することが度々ある。

終了したら自動的に端末が再起動して初回起動時にTWRPの画面になる。
とりあえずタイムゾーンの設定をしておく。設定しなくても動作には影響ないけど、バックアップファイル名とかにタイムスタンプが使われるから一応ね。
Settings→Time Zoneと進む。
UTC+9をチェックしてDSTのチェックを外し、Set Time Zoneを押すと正しい時間になる。
最初の画面に戻ってReboot→Sytemでおしまい。
インストールされたNDR Utilsを起動すると、使用するカスタムリカバリを切り替えたり、リカバリーモードでの再起動が明示的に行える。

なおXZDualRecoveryをアップデートしたいときはZ3C-lockeddualrecovery(バージョン)-RELEASE.flashable.zipの方をダウンロードして、TWRPやCWMから焼けばOK。

Lollipopにアップデートする場合、引き続き以下の手順に進む。
Xperia Z3Cのroot化を維持してLollipopアップデート

Xposedを入れる場合、引き続き以下の手順に進む。
Xperia Z3CでXposedモジュールを使う

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